白浜温泉

白浜温泉

白浜温泉

日本三大温泉地の1つとして知られる温泉地。飛鳥、奈良朝の時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られ、斉明、天智、持統、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉された1300年余りの歴史を持つ由緒ある温泉観光地です。現在は西日本有数のマリンリゾートとしての地位を確保し、『アドベンチャーワールド』、環境省認定日本の渚100選に選ばれる『白良浜』を始めとした人気レジャースポットが大人から子供まで幅広く愛されてます

白浜温泉特徴

泉質:ナトリウム炭酸水素塩塩化物泉、ナトリウム塩化物泉など
効能:切り傷、火傷、婦人病、神経痛、皮膚病、五十肩、糖尿病、冷え性など
特徴:「日本書紀」や「万葉集」にも登場する「日本三大古湯」の1つ。現在も多くの源泉を持ち、豊富な湯量を誇る。源泉により泉質も様々で、宿の多くが自家源泉を有するという。6つの共同浴場を巡る「外湯めぐり」や3軒の宿の温泉に入れる「湯めぐり」で、自慢のお湯を欲張ってみるのもよい。「ふる国の磯のいで湯にたづさはり
夏の日の海に落ちゆくを見つ」。斎藤茂吉が見た夕日を、古湯に浸かりながら眺めてみる。

白浜温泉歴史

白浜温泉は京阪神から一泊旅行に適した温泉場のひとつで、京阪神方面からの客が多い。南紀白浜空港もすぐ近くなので、遠方から訪れることもできる。白良浜沿いには大規模なホテルが林立しているが、温泉街には民宿や旅館などもある。ほとんどの宿泊施設は浴室に温泉を引いているが、温泉施設のみの共同浴場や料亭・オートキャンプ場の中に温泉を併設したとした施設も見られる。大きなホテルや旅館では有料で温泉のみの利用もできる。斉明、天智、持統、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉された1300年余りの歴史を持つ由緒ある温泉観光地です。貴族(江戸時代は紀州藩主)から庶民まで、たくさんの人が白浜温泉を楽しんでいる。もっとも、牟呂の湯として古くより名を馳せていたのは湯崎地区のみである。今日に見る大規模な温泉街が作られたのは1920年(大正9年)のボーリングからで、以後は大浦、古賀浦地区などにも温泉地が展開され、国鉄紀勢本線の開通に伴い、飛躍的に観光客が増加した。
戦後は団体観光客向けの歓楽温泉として発展するが、1975年(昭和50年)頃から南紀白浜アドベンチャーワールド、白浜エネルギーランドの開園に伴い、家族向けのレジャー温泉地へと変化を遂げています。