山梨県の有名温泉から秘湯まで温泉旅行の紹介
全国の温泉宿・人気温泉地・温泉療法を紹介しているランキング特集です。
このページは山梨の温泉旅行地を紹介しているランキング特集です。
有名温泉から秘湯まで泉質、効能、アクセスを紹介しています。
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石和温泉(山梨県笛吹市石和町)
春夏秋冬、魅力満載の「果物と温泉の郷」
新宿から特急で約1時間半。交通網の発達により、山梨観光の拠点として多くの観光客でにぎわう「果物と温泉の郷」。桃源郷の桃が春の訪れを告げ、近津川沿いの桜並木に春爛漫を喜ぶ。モモ狩りで夏を感じたら、ブドウ狩りで秋の味覚に舌鼓。
昇仙峡が紅葉で真っ赤に染まると、そろそろ冬の到来。冬だからこそ、心静かに歴史と向き合ってみるのもよい。300年以上にわたり石和に居を構えた武田家や、鵜飼を伝えた日蓮上人などのゆかりの地を散策。
冷えた体は、武田信玄の陣中食と伝えられる名物“ほうとう”と温泉で芯から温まる。4月の風物詩“川中島合戦戦国絵巻”で笛吹川の河原に鬨の声が響いた時、石和の1年がまた始まる。
河口湖温泉郷(山梨県南都留郡富士河口湖町)
富士山にもっとも近い新興の温泉
河口湖の北岸、河口付近にある新しい温泉地。富士五湖の一つである河口湖は、水上スキーや釣りを楽しめるだけでなく、富士急ハイランドや美術館、博物館などを擁するレジャーや遊びの宝庫として高い人気を誇る。
温泉郷の誕生は平成4年。河口湖の北岸、河口付近で新たに温泉が開かれ、「麗峰の湯」「天水の湯」「霊水の湯」「芙蓉の湯」とそれぞれに名付けられた4つの源泉を総称して「河口湖温泉郷」と呼ぶようになった。温泉地内にはリゾートホテルから温泉旅館、民宿まで様々なタイプの宿が建ち並び、にぎやかな温泉街を形成している。
また最近では、新たな温泉の湧出に伴って、露天風呂を増設する宿も目立って増えているのだとか。露天風呂で雄大な富士山を眺めながら入る湯はまさに格別。美しい景観と良質の湯に、心の底から癒される。
湯村温泉(山梨県甲府市湯村)
武将が戦の疲れを癒し、文化人が愛した美肌の湯
JR「甲府駅」から車で約10分、中央自動車道「甲府昭和IC」から車で約15分、甲府の北西に位置する温泉地。戦国武将・武田信玄の隠し湯とも呼ばれ、江戸後期には人気画家・葛飾北斎の団扇絵に“勝景奇覧 甲州湯村”として登場。
さらに明治以降になると、井伏鱒二、太宰治、松本清張など多数の文化人も逗留する人気温泉地として名を馳せた。なかでも江戸川乱歩や横溝正史などの探偵小説の挿絵画家として人気を博した竹中英太郎は、居を構えたほど当地をこよなく愛した一人。
居住地跡には現在「竹中英太郎記念館」が建ち、その画業を偲ぶことができる。温泉地周辺には自然豊かな景勝地が点在し、車で約20~30分のところにある峡谷「昇仙峡」はその代表格。
日本有数の渓谷美を誇り、覚円峰や仙娥滝、石門、長潭橋など見所の数々に圧倒される。また、名物のぶどうを筆頭にフルーツ栽培が盛んで、桃や梨、さくらんぼ、いちごなど季節ごとに様々な果物狩りを楽しめるのも魅力。良質の温泉と観光名所、瑞々しい旬の味覚に恵まれた自然の中の温泉地だ。
下部温泉(山梨県南巨摩郡身延町)
かの石原裕次郎も湯治に訪れたという名湯
富士川支流の下部川沿いに広がる山あいの閑静な温泉地。「武田信玄の隠し湯」のひとつで、古くから骨折や切り傷に効く湯として知られてきた。数ある隠し湯の中でも、療養温泉として湯治客を迎え続けてきた名湯。
かつて撮影中にケガした俳優、石原裕次郎が1カ月湯治に訪れたこともあるとか。最近では3~4泊で湯治にやって来る常連の湯客が多く、現在は国民保健温泉地に指定されている。
ヤマメやホタルの里としても有名で、湧き出る鉱泉はその昔、薬として販売されていた名水。クセがなく、三ツ矢サイダーも当初は下部の水を使っていたという。湯治場の風情を残す静寂な雰囲気の温泉街は、しっとり、ゆっくり、夫婦や一人旅で訪れるのにおすすめだ。
春日居温泉(山梨県笛吹市春日居町)
果実の甘い香りに包まれた温泉地
山梨県の甲府盆地のほぼ中央に位置する自然豊かな温泉地。町の東を笛吹川が、西を平等川が流れ、また西には南アルプス、南には御坂山系が連なり、その中央に霊峰富士が雄大にそびえ立つ。春日居町は甲斐国の中で最初に国府が置かれたところで、政治・文化の発祥の地。戦後は桃やぶどうなど果樹栽培が盛んになり、桃は品質日本一として県内でも有数の出荷量を誇る。
また、世界で初めて種なしぶどうが生まれた土地としても有名。例年4月になると町中一面に桃の花が美しく咲き誇り、山梨百名山に選定された兜山からはピンクのじゅうたんを敷き詰めたような桃の花畑と、残雪をいただいた富士山を一望できる。
桃源郷を思わせるその素晴らしい眺望は必見だ。温泉を利用して飼育している鯉やすっぽん料理も名物のひとつ。グルメに温泉、四季折々の自然美を心ゆくまで味わえる、魅力たっぷりの温泉地である。
積翠寺温泉(山梨県甲府市上積翠寺町)
武田信玄生誕の地に湧き続ける甲斐の秘湯
甲府駅北口から武田通りを北へぐんぐん上って行く。武田神社を超えたあたりから段々畑などのどかな田舎風景が広がり、山道も険しさを増してくる。甲府駅を出て車で約20分。要害山の麓、標高780mの場所に、深い山々に囲まれた2軒の宿がひっそりと佇む。
1521年、現存する積翠寺の井戸水を産湯に戦国武将、武田信玄がこの地に誕生。その後もたびたび訪れたという「信玄の隠し湯」からは、甲府盆地の夜景が一望できる。
「風林火山」の旗のもと天下統一を夢見ながら、民衆の生活向上と領国統治に尽力した武田信玄。戦乱の合間、積翠寺の湯に浸かりながら見下ろす甲斐の街並みは、武将の目にどのように映ったのだろうか。
