石川県の有名温泉から秘湯まで温泉旅行の紹介
全国の温泉宿・人気温泉地・温泉療法を紹介しているランキング特集です。
このページは石川の温泉旅行地を紹介しているランキング特集です。
有名温泉から秘湯まで泉質、効能、アクセスを紹介しています。
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和倉温泉(石川県七尾市和倉町)
開湯1,200年の歴史を誇る“海の温泉”
JR「和倉温泉駅」からバスで約6分、能登半島最大の観光地に位置する温泉地。青くきらめく七尾湾を見渡す海岸沿いに、近代的な大型旅館やホテルが建ち並ぶ。温泉街の中央にある弁天崎公園からは、穏やかな波の上に架かる能登島大橋、真っ赤な夕日を浴びて鮮やかさを増す和倉港の絶景を一望。
日没を迎えると、弁天崎公園をはじめ渡月橋や湯元広場など温泉街の各所にライトアップが施され、闇夜をより一層きらびやかに、艶やかに照らし出す。初夏には有名な「能登キリコよさこい祭り」を開催。威勢のよいかけ声とともに巨大な御神燈を乱舞させ、鳴子を手に自由奔放かつ一心不乱に踊り歩く様子は、海に生きる人々の豪快さそのものだ。
いにしえより受け継がれた温泉、塩の薫りが育んだ能登の豊かな自然美と人々が、温かく出迎えてくれる。
片山津温泉(石川県加賀市片山津温泉)
7色の顔を持つ柴山潟と霊峰・白山が出迎える
日に7度、湖面の色を変えると伝わる「柴山潟」と霊峰・白山。片山津温泉は、美しい景観が自慢の温泉地だ。加賀温泉郷の中では最も新しい1653年の開湯。最大70メートルの高さまで噴き上げる噴水や、夜になるとライトアップされる浮御堂。
さらには夏の夜空を連日飾る花火と、湖畔のサイクリングコースを走りながら柴山潟のさまざまな顔を楽しみたい。源平橋の近くには「首洗池」と「実盛塚」。源平合戦の中でも凄惨を極めた「篠原の戦い」。
木曽義仲軍に敗れ、壮絶な最期を遂げた斎藤別当実盛の首を洗ったとされる池と塚が静かに佇む。サイクリングの後、共同浴場「総湯」で地元の人たちが語り継ぐ昔話に耳を傾けてみるのも良い。
山代温泉(石川県加賀市山代温泉)
加賀の歴史と自然の恵みが息づく北陸屈指の古湯
約1300年前、僧行基が傷口を癒すカラスを発見したことが始まりと伝わる北陸屈指の古湯。「カラスの湯」と呼ばれ、与謝野晶子や泉鏡花といった文人をはじめ多くの人たちに愛されてきた。加賀地方では、共同浴場のことを「総湯」と呼ぶとか。
総湯「浴殿」の周りは「湯の曲輪(がわ)」と呼ばれ、今も昔ながらの雰囲気を残す。「浴殿」を囲むように軒を連ねる老舗旅館に紅殻格子、漆塗りの柱や灯篭。さらに、「浴殿」から伸びる商店街には土産物屋などが建ち並び温泉情緒を高める。
また、昭和20年以前から栽培されている打木赤皮甘栗カボチャや金沢一本太ネギなどの加賀野菜も楽しみの1つ。加賀に息づく歴史と自然の恵みをゆっくり味わう。
山中温泉(石川県加賀市山中温泉)
湯上がりは鶴仙渓とギャラリー散策へ
うっそうと生い茂る緑の中に、静かに歴史の重みを主張する「こおろぎ橋」。総ひのき造りの山中温泉のシンボルは、訪れる者を魅了し続けてきた。ここから、奇岩怪石や趣き深い橋を遊歩道で巡る「鶴仙渓」がスタート。
細長く奇岩が連なる「采石巌」にS字型のユニークな「あやとり橋」。そして、松尾芭蕉が愛した大正ロマン漂う「黒谷橋」。芭蕉は「奥の細道」の旅の途中、9日間当地に逗留。「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」と詠み、有馬、草津と並ぶ「扶桑(=日本)三名湯」と称えた。
そして山中温泉のもう1つの名物が、温泉街に点在する伝統工文芸のギャラリー。体験施設も揃っているので、旅の思い出に挑戦してみるのもよい。
粟津温泉(石川県小松市粟津温泉)
1,300年の歴史を誇る北陸最古の名湯
東には日本三大霊山のひとつである白山、西には日本海が広がる小松市南部の丘陵地に位置する温泉地。4つの温泉地から成る「加賀温泉郷」の中で、開湯約1,300年という一番古い歴史を持つ。
温泉街の発展とともに時間を刻んできたのが、温泉の開湯当時に創業したという世界最古の宿「法師」。門前にそびえたつ「黄金杉」は、粟津の湯をこよなく愛した加賀百万石の名君・前田利常が古刹那谷寺へ参拝の際に植えたものと伝えられ、温泉街のシンボルとして今日も町を見守り続けている。
また、『田舎教師』などで知られる文豪・田山花袋は、全国の温泉を歩いた著書『温泉めぐり』の中で「粟津温泉は一番静かで居心地がよかった」と紹介。花袋が愛した温泉情緒溢れる古風なたたずまいが、今もなお訪れた人々を優しく包み込んでいる。
